木目ウッドパネルのキズと、メーターパネル透明シールドのキズ除去のご依頼。
車の塗装やヘッドライト等の外装磨き以外にも、内装パーツのキズ除去の磨きも行う事があります。(と言うか、ご依頼やご相談が来ます。)

メーター・ウッドパネルの傷.jpg

塗装への磨きは、あるレベル以上の腕になると、綺麗に仕上げるのはそう難しい事ではなくなる。(少なくとも手間は掛かるが、仕上げの予想や納期の計算は立ちます。)

ウッドパネルのキズ取り01.jpg  メーターパネルのキズ取り01.jpg

今回の様な、内装のウッドパネルやスピードメーター等、透明樹脂部のキズを綺麗にとる作業は、実はかなり大変でリスクも高い作業。
比較的小さなパーツで複雑な形状に、樹脂を磨く高度なノウハウも必要な研磨作業で、安易に磨いたり拭いたりするだけでも、逆に雲って酷くなってしまう事も多い。(深い傷は、艶出し剤や手磨きコンパウンドなどで隠せるレベルでは無い。)

でも、コレが新車のセンターコンソールパネルだと、そりゃ~新車クレームになると思う。^^;

ウッドパネルのキズ取り03.jpg

ケチな様ですが、作業工程はノウハウの塊なので^^;、実作業の画像は載せれません。

ウッドパネルのキズ取り04.jpg

可能な限り傷を除去。(新車のパーツなので、新品と同レベルまで仕上がらないと意味がない。)

ウッドパネルのキズ取り05.jpg

こちらも同様に新車のメーターパネル。中央下部の透明樹脂カバーに爪が引っかかるくらいの傷。

メーターパネルのキズ取り04.jpg  メーターパネルのキズ取り05.jpg

高級外車のメーターパネルは、部品交換だと目が飛び出る程高額。

メーターパネルのキズ取り02.jpg

無色透明な樹脂を、くすみ無く透明で綺麗に磨くのは本当に難しい。メーターパネルは、車内でもっとも目が行く箇所なので、特に高い仕上がりレベルが求められます。(趣味の範疇の仕上がりレベルでは通用しない。)

メーターパネルのキズ取り03.jpg

何とか傷を取り、美観を復元。作業時間は5時間。2つとも新品部品に交換すると、「部品取り寄せの納期に高額な部品代及び工賃で大変だ」と言う事で、今回ご依頼をお請けし翌日までに仕上げて納品。新車に取り付けて、無事にお客様へ再納車出来たとの事でした。