カービューティープロ スプレンダーで一番人気の、親水系ガラスコーティング。撥水せず、水滴の接触角が緩やかな水切れ状態を維持。塗装面に雨染みやデポジットが出来難い等、セルフクリーニング機能が素晴らしい事もあって、お客様にお選び頂く事が多いコーティングタイプ。

オーリス01.jpg

親水コーティング施工から半年位なのですが、「一ヶ月くらい前から、変に水玉が出来るようになった」という事で、お車を拝見させて頂きました。確かに凄く撥水しています。一月くらい前からの異常と言うことでしたので、時期的に黄砂や杉花粉の付着による撥水かとも思ったのですが?今回、どうも感じが違う・・・。と言うかワックスでも塗り込んだ様に綺麗な撥水具合。

オーリス02.jpg   オーリス03.jpg

シリコンやワックス成分を除去できるクリーナーケミカルで洗って見ると、綺麗な親水状態のコーティング被膜が出てきました。

オーリス04.jpg   オーリス05.jpg

もしやと思い、異常が起こる前にディーラーに車両の点検をお出しになっていないか聞いて見ると、丁度その頃に6ヶ月点検にお出しになったとの事・・・。状況から考えるに、ディーラーでの点検終了時にワックス洗車をされてしまわれた様です。流石に親水コーティングと言えども、ワックスやシリコンを塗られてしまうと本来の親水状態を出すことができない。

オーリス06.jpg

今回、原因の特定が出来たので、対処法は簡単。ワックスやシリコンを落せるケミカルと親水コーティング専用のトリートシャンプーでの対処でOKです。
水を弾かない親水ガラスコーティング、独特の幕を張ったような水切れですが、誤った洗車や車の使用環境で撥水してしまうこともあります。コーティングの状態がおかしいなぁ~というときは、お気軽にお尋ねください。

fuga01.jpg梅雨の雨が続いておりますが、現在白くて大きなセダンを磨かせて頂いております。元が綺麗な車を、もっと綺麗に仕上げていっております。