車の磨きと言うと、普通は小キズ取りやクレーターの除去等を思い浮かべがちですが、新車や比較的綺麗な塗装にも磨きを入れると、一味も二味も違う艶や質感を得られます。

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左は新車当時からの塗装のぼけ、右が研磨を入れた塗装です。
新車や洗車キズ等の傷みが無い状態でも、一部の車種を除いては、この様な感じで映り込みがボケた様な塗装状態で仕上がって来ています。塗装表面の塗料の小さな凹凸が、精細な映り込みや光沢を阻害しているのが分かるかと思います。

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画像の蛍光灯の映り込み位は小さな差ですが、これが車全体での光沢や質感になると差は歴然。新車を含め洗車キズや傷みが無いように見える車でも、磨きを入れると新車以上の艶や光沢を得られるのは、こう言う理由からなのです。元々の塗装のボケやクスミを研磨で除去し塗装面を平滑化すると、塗装本来の艶と光沢を得られます。(磨き過ぎは肌目まで壊して不自然な感じになっちゃいますけどね・・・。)