なんだか「もう梅雨なんじゃないか？」と思う位、天候不順な今日この頃。
連日、深夜徹夜作業続けていると変な脳内物質が出るようで（笑、
プロのコーティングを初めてご利用になられる方に、「コーティングを塗ると光沢や艶がでるんでしょ？」と聞かれる事が多いので、磨き終了後の黒ソリッド色のお車で、実際にコーティングを塗る前と塗った後に、どれくらいの光沢や艶の差があるか撮影してみました。
磨き終了後 素肌状態の塗装の光沢と艶 ↓
塗装研磨後、脱脂処理をしてガラスコーティングを塗りこんでいきます。所定の時間乾燥させて、マイクロファイバーウエスで丁寧に余剰分を拭き上げて行きます。
ガラスコーティングを施工した塗装の艶と光沢 ↓
コーティング完成です。「う～ん、凄い艶と光沢！」と思われるか、「磨き終了後と差がないね？」なのか、もしくは「少し曇ってない？塗る前の方がなんとなくクリアに見えるカナ？」感想や印象は人それぞれかと思うのですが、店主本人は「何も塗らず、磨き上げた塗装が一番綺麗」だと思っています。
良く巷で、「塗るだけで最高の艶！」「究極の光沢！！」なんて書いてあるWAXやコート剤が、市販・業販問わず出回っておりますが、キチンと磨いた塗装にはコート剤の艶や光沢は余り関係無い？。
塗装の表面に何がしか塗れば、その素材が持つ艶や光沢はある程度付加されるんですが、コーティング業を営む者としては、「コーティング剤は塗装を保護するのが目的であって、光沢や艶は副次的な物。まぁ、若干でも良ければいいね」程度の物でしかありません。
プロは、塗装の艶や光沢は磨きで出すものであって、WAXやコート剤で出したり補ったりするものではありません。（とは言え、コート剤の種類や施工方法で若干の色艶が変わることも、また事実。）
そういう訳で、「コーティングを塗ると光沢や艶がでるんでしょ？」と聞かれて、返答や説明がついつい長くなる店主だったりします。＾＾；
写真よりも実際に見せてもらった方がより違いがわかるのでしょうが、以前、管理人さんが言われていたように Ｆ１カーなどのように早く走るために造られている車は、エアコンも無ければカーラジオも無い。
この事から言える様にケミカルにも、一つの目的の為の専用品があると思います。
コーティングなどの事をあまり詳しくご承知でない方には、せっかくプロの磨き業者さんに出会えたのですから本質を知り、お財布にやさしいカーライフや安全で安心感を持てる車社会にして欲しいと思います。
難しいテーマですねｗ
今の画像を見る限り、磨き後の方がコート後より綺麗に見えてますが、数週間後、完全にガラス化になるとまた色艶が違って見えるでしょうね。
ちなみにmyポル嬢は明らかにガラスでビカビカに光ってますし。
塗装の色、質、そして車のラインで様々な色艶の見え方があり、それがまた楽しいところでもあります。
塗装の保護を目的とする方、色艶が欲しい方、ワックス掛けなくていいだけが目的の方… 人それぞれ価値観も違うので、やっぱり難しいテーマですね(笑)
カーオーナー様
梅雨に向けて愛車のお手入れの方は如何でしょうか？
コーティングﾞ剤も多種多様ですが、「専用品に勝る万能品無し」ってのが心情なのと、「ちょっと誇大すぎないか？」って宣伝文句が最近多いですな（笑。 ウチはお財布に優しいかどうかは＾＾；判りませんが、価格以上の仕上がりを心がけてがんばります。
まる様
確かにお客様によってコーティングに求められる効能は様々ですね。しかし、本当に塗るだけで艶ピカッ！ってのがあれば楽なんですが（笑）、本当にそんな物が出たらウチも閉店の憂き目に・・・・・・＾＾；。
しかし、ポル嬢の艶と光沢には何時もうっとりしますね。(≧∇≦)b