カーボン素材のボンネットを磨く事もあります。
塗装を磨くのと違い、素材の樹脂そのものを磨くのと熱の放熱に気を使うので、結構厄介な代物です。(下手な磨きをすると熱で溶けたり歪んだり、コンパウンドの焼きつきにも気をつかいます。)

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綺麗に磨き上げると、まるで濡れた様な美しい艶と光沢を得られます。

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カーボンとはいえ、樹脂を塗りこんで成型してあるので、正しくはカーボン研磨ではなく樹脂の研磨なんですけどね。樹脂は柔らかいので、キズやウォッシャー液の跡を除去して丁寧に磨き上げればうっとり(笑)するほど綺麗に仕上がりますよ。

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時々、磨きを失敗しているカーボン素材やヘッドライト等のポリカーボネイトを見かけますが、樹脂を磨く時は、素材の性質や特性を考えながら行わないと失敗の元です。磨きの後の保護用のコート剤の選定も重要。