塗装の鳥糞被害と修復磨き  最近、内装クリーニングの記事ばかりで、「洗い魂」化しかけておりますが(笑)、此処の所、部分磨きやコーティングの修復作業も多く頂いております。

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今回は、ボンネットに落ちていた大型の鳥さんの糞跡の除去。

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カラスや鷺等の比較的大きな鳥類の糞は、大半が肉食のせいか、塗装へ与えるダメージが強い。

bmw323i_03.jpg特に、ワックスだけの未コーティング車の塗装等は、僅か数分程度で陥没したり、表面が溶けたりする事もあります。(コーティング施工車でも、被害を受けます。)

bmw323i_04.jpg画像は、既に洗車とケミカルを使って鳥糞を除去した塗装面ですが、クリアー層が侵されて、白濁や膨潤して型になってしまったものです。

bmw323i_05.jpgこうなってしまうと、研磨による修復を行うしかないのですが、鳥糞による傷み具合や、塗装の厚み等により、完全には修復不能な事もままあります。(鳥の糞による膨潤や陥没などは、洗車キズを落す研磨等より、遥かに塗装を削ります。)

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鳥の糞が付着した場合は、一刻も早く取り除く事が肝要です。洗車がムリな場合は、テッシュペーパー等を塗らして湿布し、軟らかなウエスなどで丁寧に拭ってあげてください。(鳥の糞には、比較的砂粒が多く含まれていることが多いので、ゴシゴシ擦ったりすると傷の元になります。)