お取引先のオーナー様より、フェアレディ Z34のガラスコーティングのご依頼
新型のZ34は、Z33より更に精悍な顔付きで純粋に美しくカッコイイ車ですね。元々綺麗なお車ですが、更に美しさを引き出すためにガラスコーティングを施して行きます。

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まぁ、しかし塗装に痛みやキズはつき物なので、このままコーティング出来るわけではありません。^^;
丁寧に下地処理を行っていくのですが、最近の日産車は「スクラッチ・シールド」塗装という耐擦り傷復元塗装?が増えてきてます。クリア塗装に軟質樹脂が配合されていて、高密度で弾力のある塗装で「キズ」?が入りにくく、入っても復元する塗装だそうです。(実際にはキズというより、キズっぽい窪みが熱で膨張して復元する程度で、軽くても塗装が切れたり削れたりしたものには効果はないです。)

どんな塗装にでも、現実にはキズもデポジットもクレーターも出来るわけで・・・・・それらの塗装ダメージは出来るだけ除去します。しかし、スクラッチ・シールド塗装にはコンパウンドで研磨すると「効能が無くなる」とか色々と言われているんですけど^^; スクラッチ・シールド再塗装後のブツ取りや肌目調整で磨きを入れている様なので大丈夫なんでしょう。(笑
 
元々、弾力を持たせてキズが入りにくくしてある塗装は研磨が難しく、昔から難敵なんです。まるで斬鉄剣がコンニャクを切れないかの如く、コンパウンドが塗装の弾力に邪魔をされて削りにくいんですね。

まぁ痩せても枯れても「カービューティープロ」を名乗っているので、単純に研磨する以外でも対応も対策もあるわけなんですが、それでもやりにくい塗装であることは変わりません。(o´Д`)=з

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販売店オーナー車の施工ご依頼ですが、今後そのお店の看板車として恥ずかしくないように色々と工夫して仕上げて行くわけです。

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しかし、スクラッチ・シールドはじめ水性クリアやセラミッククリア等など・・・・。(´-ω-`;)ゞ塗装も色々種類が増えてきますな。