NSX、研磨・コーティング作業の続きです。
塗装の研磨作業は前回で終わりましたが、クリアーパーツなども可能な限りキズを落とします。

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コーティングの為の、下地処理の最終段階「脱脂作業」です。
脱脂用の有機溶剤やアルコールなどで拭き上げる方法と、脱脂専用のケミカルで洗車する方法があります。今回は、研磨工程で大量にコンパウンド滓が付着したり入り込んでいますので、脱脂用のケミカルでの洗車を行います。細部まで丁寧に脱脂を行い、入念に濯いでエアーブローします。

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車体に水分が残っていると、コーティング剤の塗布時に影響を与えるので、入念にチェックして乾燥させます。乾燥時間の間に使用するコーティング剤を冷蔵庫より出して、結露しなくなるまで室温で放置しておきます。

NSX429.jpg車体乾燥後にもう一度ライトを当て、水のタレや拭き残し等が無いか細部まで確認して、コーティング下地処理の終わりです。コーティング作業の8割が下地処理みたいなものです。(笑

完全に素肌状態のNSX
普通は、ワックスやコート剤もしくは汚れなどで、塗装本来の光沢や艶を見たことが無い方が多いのではないでしょうか?。自分は、この光沢と艶がやはり一番だと思っています。

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この後に、絵にならないコーティング作業が続きます。^^;