塗装のクラッキング
塗装の表面にヒビが入り細かく割れてしまう現象です。初めて見られる方には粗いキズの様にも見えますが、キズとは違い塗装表面の割れなので研磨による修復はほとんどできません。

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主な原因は、維持管理の不備による塗装の劣化や元々の塗装の質の悪さ、そして薬剤(カーケミカルや洗車機の水垢落とし等)の多用や過度な塗装研磨による塗装の耐久性低下など。
時間と共にクラックの中に汚れが染込み、黒ずんで変色してしまい最後は剥離する。

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特にバンパー等の塗装の弱い部位に多いのですが、低年式車ではボンネットやトランクなどの水平面にもやられていることも多い。

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キズと誤認されて塗装研磨に持ち込まれる事も多い事例。
なんとかしてあげたいが、軽い磨きとコーティング皮膜での保護でお茶を濁す程度の事しかできない(-ω-、)