ラップガード跡
新車の塗装を保護するため為に貼り付けてあるフィルム状の保護シート跡です。
新車を保管している間、塗装を汚れやキズから保護してくれているのですが、塗装の質や気温・保管状況等でエライ事になる事があります。

ウォッシャーノズル部分に出来たラップガード跡
普通は、ラップガードを剥して数日から数週間も放置するか、ヒートガン等で温風を当てれば塗装の復元力で跡は消えるのですが・・・・・、一年経っても跡がそのままのお車です。

bmw01.jpg

洗車キズ等とは比べモノにならない窪みの段差なので、特殊な研磨を行って段差を滑らかにして分からなくしていきます。(単なる深い研磨だと局部的に鏡面仕上げになってしまい、周りの肌目と違ってしまう。)

bmw02.jpg bmw03.jpg bmw04.jpg

作業後、肌目も極端な違和感も無く仕上がった塗装面

bmw05.jpg

これは、新車納車から2年目でのディーラーへのクレーム実例です。
ラップガードの跡は軽重はあるものの、大半の新車にあるんですけどね(ノД`)殆どのディーラーはそのまま出しちゃってます。気がついたお客さんにだけ、こうして対応しているわけです。